このダイアログは、管理ツールのナビゲーションペインに既存のオブジェクトストアを追加するために使用します。オブジェクトストアを追加すると、そのオブジェクトストアに接続して、送信先オブジェクトとコネクションファクトリオブジェクトを追加することができます。
オブジェクトストアには、作成する管理オブジェクト、つまり送信先オブジェクトとコネクションファクトリオブジェクトが含まれます。.オブジェクトストアの内容には、クライアントアプリケーションによって呼び出される、標準の JNDI 検索コードを使用してアクセスします。オブジェクトストアとして、ファイルベースのものを使用することも、LDAP サーバーを使用することもできます。ファイルベースのストアを使用する場合には、そのストアに対してフォルダを作成する必要があります。LDAP サーバーを使用する場合は、サーバーを設定して起動する必要があります。
オブジェクトストアのラベル:オブジェクトストアの名前を指定します。この名前は、管理コンソールのナビゲーションペインに表示されます。
JNDI ネーミングサービスプロパティ:このエリアのコントロールを使用して、オブジェクトストアに関する JNDI プロパティのリストを定義します。プロパティ名は、「名前」ドロップダウンリストから選択します。プロパティ名を選択すると、「値」フィールドが表示されプロパティ値を入力することができます。
JNDI のアプリケーションプログラミングインタフェースの詳細は、http://java.sun.com/products/jndi/1.2/javadoc/
を参照してください。java.naming.factory.initial と java.naming.provider.url
プロパティを設定する必要があります。
初期のコンテキストプロパティ (java.naming.factory.initial
) は、次の 2 つの値のいずれかです。
com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory
com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory
また、認証情報の入力も必要です。ただし、セキュリティについて考慮する場合は、接続時にこの情報を要求されるまで入力しないようにすることもできます。
既存のオブジェクトストアのプロパティを変更するには、次のようにします。
オブジェクトストアに送信先オブジェクトを追加するには、「送信先」フォルダをクリックし、「アクション」→「送信先オブジェクトを追加」を選択します。
オブジェクトストアにコネクションファクトリオブジェクトを追加するには、「コネクションファクトリ」フォルダをクリックし、「アクション」→「コネクションファクトリオブジェクトを追加」を選択します。